
2006年イタリアGPでフェラーリのミハエル・シューマッハが引退を表明。
その後フェラーリはキミ・ライコネンを後継に指名しました。
こうして2007年シーズン、フェリペ・マッサとマクラーレンから移籍してきたライコネンにフェラーリF2007は託されることになったのです。
開幕戦オーストラリアGPでは早くもライコネンが優勝。
しかし、シーズンが進むにつれてマクラーレンの追い上げを受け、トラブルなどの不運も重なり、チャンピン争いは最終戦のブラジルGPまでもつれ込むことになりました。
最終戦を前にチャンピオンの可能性を残していたのはマクラーレンでこの年デビューしたルイス・ハミルトン107ポイント、同じくマクラーレンにこの年移籍、3連覇を狙うフェルナンド・アロンソ103ポイント、そして、ライコネン100ポイントの3名。
予選ではマッサが1位、2位にハミルトン、3位ライコネン、4位アロンソと続きます。
迎えた決勝、マッサがトップをキープし、ライコネンは2位に浮上。フェラーリが1-2体制を築きます。
ハミルトンはオープニングラップの競り合いでコースアウトし、その後ギヤトラブルにも見舞われ、18位まで後退。追い上げたものの結果は7位。
アロンソは3位からフェラーリに食い下がりましたが徐々に差を開かれ3位のままゴール。
ライコネンはマッサの2度目のピットストップの間に見事な走りを見せ、自身の2度目のピットストップを終えた時点でついに1位。
そのままチェッカーを受け、わずか1ポイント差で世界チャンピオンを獲得したのです。まさに奇跡とも言える逆転劇。
デビュー7シーズン目、しかもフェラーリ移籍のその年に達成された初の王座獲得は世界のティフォシたちを歓喜させるとともに、引退した偉大なドライバー、シューマッハの後継者としての地位を揺るぎないものにしたのです。





