戦艦扶桑は金剛型についで日本海軍が保有した扶桑型１番艦で大正4年に竣工しました。
排水量、搭載主砲共に当時世界最大クラスであり、その後は2回の改装を経て太平洋戦争に突入。
アンバランスな形状の艦橋、近代戦に対応する水上偵察機、電探の搭載など特徴ある艦容が目をひきます。
戦争末期の昭和19年10月、フィリピン防衛のための捷一号作戦によりスリガオ海峡に夜間突入を敢行、米水上部隊との砲戦のうえ戦没しました。
製品は最後の戦いとなったレイテ沖海戦戦艦扶桑をモチーフに、縮小デフォルメした形状的特徴が凝縮されたスタイルに仕上がっています。
◆実物艦艇に見られる特徴的な部分をしっかり立体化しています。
・艦体はスライド金型により左右一体としたワンピース構造で戦艦の特徴であるずんぐりとした形状を再現。
・艦橋は積み上げ式としており、アンバランスな外観形状を的確に表現しています。
実艦同様に支柱を差し込み見える形状としており、高角砲など装備を密集して装備された形状です。
最上部には電探を搭載した戦時末期の形状が的確に盛り込まれています。
・錨は独特な形状感を出すため別パーツ化、舷窓は庇を含めてリアルに表現。
・艦尾の航空作業甲板はリノリウム押さえ金具を彫刻で再現しています。
・36センチ主砲、15センチ副砲、12.7センチ高角砲はスライド金型により砲口を開口、リアルな砲身に仕上げられます。
・主砲は測距儀と増設機銃の搭載有無によりパーツを作り分けています。
・主砲は旋回角度を変えることもできます。
◆艦艇同様デフォルメされた艦載機が付属します。
・艦載機は「九五式水上偵察機」を収録し、日の丸などのマーキングは付属シールで表現します。
・成型色は濃緑色で１機付属します。
◆インジェクションパーツでは再現が難しい造形パーツを置き換え、精密化する専用エッチングパーツが付属！
※未塗装・未着色につき塗装が必要です。
・エッチングパーツサイズは88x87mm
・舷側の手すり全般、枠状構造のカタパルトなどプラパーツでは不可能な形態の艤装品を収録。
・艦橋窓枠、方位探知アンテナ、無線空中線支柱などパーツ置き換え用部分を収録。
・艦尾信号灯・25ミリ機銃の照準器や防弾板、など追加表現する部分を収録。
◆塗装では再現難しい色調と表面性状をリアルかつ簡単に表現できる木甲板シールが付属！
・パーツに合わせた外形・内形はレーザーカット済み。
・裏面に糊が付いているため貼るだけの仕様のため、簡単にリアルな木甲板が再現できます。
◆貼付により隠れる一部の意匠はエッチングで上張りにより再表現できるようにしています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・成型部品は軍艦色や艦底色のカラープラで構成されます。
・艦体と艦底で分割された設計なので洋上/フルハルの2タイプが選択できます。
成型パーツは全3色で構成。
組立てパーツ数132点
【付属内容】
・ランナーx11
・シールx2
・エッチングパーツx2
・木甲板シールx1
・組立説明書x3
モニターや画像解像度の問題により、色の見え方が実際の商品と異なることが御座いますので、予めご了承下さい。商品は新品・未開封です。
